佑ごはんの時間。

気圧が天敵な新米主婦のごはんと生活。

ムーミン展に行ってきた話。

 

4/9〜6/16まで六本木 森アーツセンターギャラリーでやっている「ムーミン展」。

 

 

先日記事にしたトルコ至宝展の流れから、5/15に行ってきました。

クマのプーさん展に行ってきた話 - 佑ごはんの時間。

 

ムーミンフィンランドの芸術家 トーベ・ヤンソンが生み出したキャラクターです。

今回は、フィンランドにある「ムーミン美術館」から、ムーミンの原画やスケッチ、トーベがムーミン以前に手がけた雑誌の風刺画の原画などが展示されている企画展ということでした。

Etusivu - Muumimuseo

 

 

原画、イースターカードやアドベントカレンダーなど500点ほどの作品展示。なかなかボリュームのある企画展でした。

平日なのもあってゆっくりじっくり見られました。

 

 

私はムーミンの知識はアニメ版をちょっと見たことある、小説もシリーズ一作めを一回くらいは読んだことあったかな…本当に記憶の片隅にあるレベルなんだけど…という感じでした。

 

展示はまず、ムーミンの原画を小説シリーズとともに追っていく感じから始まりました。

 

最初の頃のムーミンは、丸みがなくてシルエットが尖っていて、なんだか怖いというか、妖怪とかお化けに近い雰囲気があるけれど、だんだん丸みを帯びてきて見慣れたムーミンになっていきます。

 

ミッフィーもそうなのですが、こういったキャラクターは同じ人が描いているのに、何年も描かれていくうちに少しずつ変化していく姿が面白い。デザインとしてシンプルになって印象も愛らしくなっていくのが多いんだなーと思ったり。

 

それにしても、トーベ・ヤンソンの線画の細かさがすごい。以前行ったプーさん展もなかなか細かいなーと思ったりしたのですが、トーベ・ヤンソンは本当に本当に細かい。

スクリーントーンなしで、よくここまで細かく描けるなあ…と。背景の山とかよく見ると全部小さな点が描かれていて、それで濃淡がついてるように見えたり。これ手書きなのかと思うとため息出ます。

原画を見るにあたって、1つずつムーミンのお話の概要を確認できるようになっているのですが、お話を改めて確認すると面白いなと。

あまり知識のない形だったので、キャラクターも名前が一致していて、性格はなんとなくのイメージだったせいで、ムーミンパパの行動が意外にもアクティブに見えてしまった。

ムーミンパパ、少年の心がずっとあるパパすぎる…。ムーミン谷離れて家族連れて島に移住したりしてるの…そんなことしてたの…。

ムーミンママがそれに対してムーミン谷を懐かしくなってしまって、なんとなくギクシャクしてる家の中…。家族のあり方をみんなで見つけていくとか、そんなストーリーあったの…。とかひとりでびっくりしてましたね。

妙にリアリティのある話です。原作読んで行けばもっと楽しかったろうな…。

 

 

ムーミン絵本の変遷の他に、本ではないムーミンの作品が展示されてます。

カラーポスターや、すごろく、タオルのデザインなどなど。

色使いが華やか。きつくない色の組み合わせで、でも華やかさがある。

さらにトーベ・ヤンソンムーミン以前に手がけた雑誌に載せた政治風刺画の展示があったのですが、これがセンスがいい。面白い風刺画も多くてじっくり解説の文章も読んでしまいました。

 

 

最後の方には日本の浮世絵にトーベ・ヤンソンが影響を受けたとかで、似ている構図だったり同じモチーフだったりを浮世絵とともに展示してありました。

これが結構はっきりと影響を受けたとわかるものから「影響受けてる…ような気もする…?」となるものまで。歌川広重葛飾北斎のおなじみの浮世絵と並べられていて見比べるのが楽しかった。

 

ムーミン展、見所がたくさんあって楽しかった。

 

 

展示の最後には撮影スポットが。

 

 

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ムーミンたちが本から出てくるオブジェクト。かわいい。

 

 

今回のお土産

 

ポストカード2枚

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リトルミイが巨人の足にガジガジしてるのかわいい。

 

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今回の展覧会のポスターに起用された絵のポストカード。

 

 

東京でのムーミン展は6/16まで。

その後は大分、石川、名古屋と各地を回るようなので、機会がある方は見にいくといいと思います。

行けばきっと、ムーミン谷のお話を読みたくなるはず。(私も近いうちに読むぞー。)

 

 

「生きるって、素晴らしいことだなあ。どんなものでも、なんの理由もなしにいっぺんに変わることがあるんだね。」

 

 

 

 

トルコ至宝展に行ってきた話

 

2019/3/20〜5/20 国立新美術館で開催されている「トルコ至宝展〜チューリップの宮殿 トプカプの美」。

 

この企画展は、イスタンブルトプカプ宮殿博物館が所蔵する宝飾品、美術工芸品を中心としたものです。

チューリップを愛でた宮殿の生活、オスマン帝国の美意識や文化、芸術観を紹介しています。

 

 

この企画展、他の美術館などに行くとチラシが置いてあったり、TwitterなどのSNSでよく見かけていたので、「トルコの至宝が見られるのかー」程度で行きたいなと思ったのがきっかけ。

 

そして、前日に歴史が苦手な私は「オスマン帝国についての知識、ほぼゼロに近いのでは」と気がついて、まるきり知らないよりは知ってる方がいいかもな、と、オスマン帝国についてざっくり調べ、公式ページのコラムに目を通し、完全に付け焼き刃の知識で見てきました。

トルコ至宝展を楽しむためのミニコラム|トルコ至宝展 トルコ文化年2019|2019.3.20(水)〜5.20(月)国立新美術館

 

5/15 平日の開館してすぐの時間に入れたので、そんなに混んでない状態で見てられました。

 

 

空間センスの良い展示室が世界観に引き込みます。トプカプ宮殿の壁のタイル柄の壁紙が素敵でした。

会場内では所々に、イスラム教のコーランが抜粋された言葉が書かれていたりも。

 

 

展示物、まず印象に残ったのが、最初に置いてあった玉座

大きくて、金色。そしてふかふかのクッション。クッションには模様もある。横から見ても細かい飾り細工があちこちにされていました。

(座ったら足がつかなさそうだなあ、なんて思ってしまったのは秘密です。)

 

カフタンと呼ばれる服の展示もあったのですが、これは1つ1つが大きいなあ、と。

身長151センチの私からすると「こんな大きな人いないでしょ?」って言いたくなるくらい大きい。とにかく大きい。そして物によっては生地が厚かった…。これを着た本人、動きにくくなかったんだろうか…。

 

儀式用の品々や、普段から使われていたのであろう、王家が使用していたものが展示されていたのですが、豪華だなあ、と。

金、ダイヤモンド、トルコ石、エメラルドなどなどの宝石がびっしりつけられていました。

金でできた部分や金属部分にも細かく文字が掘られていたり、チューリップの模様があったり、とにかく細かいところまで飾られていました。

 

その豪華絢爛なもののひとつ、宝飾短剣は、鞘が全て宝石に覆われていたのですが、これを見た私は「鞘だけで鈍器だわ…剣を抜かずともこれで殴れば大丈夫では…」と思ったりしました。はい。

 

 

展示品自体はどちらかというと、宝石の施されたものが中心ではなくて、チューリップモチーフのものがメインになってます。

 

チューリップは宗教的にも強い意味合いがあるとのことで、特にオスマン帝国には愛されたものでした。

トルコ語でチューリップを意味する「ラーレ」の綴りの文字配列を変えると、イスラム教の神、アッラーになるそう。

さらにその「ラーレ」をアラビア文字表記にして逆から読むとトルコ国旗のシンボルである三日月になるとか。

宗教的、国家的な象徴として、チューリップの花は愛されたようです。

チューリップには幸運をもたらすとかそんな意味合いもあるらしい。

 

玉座や剣などだけでなく、絨毯、壁、タイル、日用品のお皿、さらに脚立にまでチューリップが描かれていて。本の表紙も全てがチューリップ。チューリップ愛が強い。幸せを祈るその圧が強い。

「チューリップ時代」なんて言われるのも納得です。

 

展示最後の方のコーナーでは日本から送られた品々がありました。

有田焼をはじめ、寄木細工の机などもありました。日本とトルコのおつきあいは明治時代からなのだそうで、そう考えるとつい最近に思えてしまう。

 

展示品を見て、当時の王宮は、財を示して力を示すような印象もありましたし、様々なものに対して細かく装飾する余裕も感じられました。

一大国家の力の強さを感じましたね。財は力だ。 

 

 

 

今回のお土産

グッズコーナーはトルコ特有の模様、デザインのものがたくさんあって見ているだけでも楽しいです。

私は今回の展覧会にあたってはポストカードのみ、と決めていたので他に目移りしないようにするのが大変でした。

 

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展示されていた七宝製バラ水入れのポストカード

 

 ポストカードはいろいろあったのですが、「トルコ至宝展の華やかさとチューリップモチーフがはいっているもの」ということで上のものに。

 

もうちょっと歴史に詳しければ、もっと楽しめたのかなー、なんてぼんやり思ったりもしましたが、他国の文化、宗教的考えなどに触れられたのは良い経験だったなと思います。

 

今更ながら、トルコに行かなくてもこういう本物の至宝を見られるなんてすごいことなんだろうな、と思います。

東京の後は京都でも開かれるとのことだったので、時間のある方は足を運んでみるといいかもしれません。

 

 

2019年春のたけのこフェア

 

春になったので、昨年に引き続き、生たけのこを買ってアク抜きをして、春のたけのこフェアを開催しました。

昨年のたけのこに関してはたけのこご飯についてしか記事にしていなかったらしい。

春はしあわせの味がする。 - 佑ごはんの時間。

 

 

たけのこごはん

生たけのこを手に入れたらまずやりたいのはこれだと思う。

刻んだ油揚げとだし汁とみりんと醤油で炊き込む。

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たけのこごはんはたけのこの味がしっかりするような出汁を強めにして、調味料は控えめのレシピの方が私は好き。

たけのこごはん、幸せすぎる。

 

たけのこのバター醤油焼き

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バターと醤油だけで焼いておしまいの簡単メニュー。

たけのこの甘みとバターのコクが合う。お手軽。

 

たけのこの土佐煮

お弁当にも入れられるたけのこのおかず代表、かつ簡単な煮物代表。

 

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鰹節はこれでもかと入れる派。

若竹煮みたいにあっさりではなくてごはんがひたすら進む味。旬のたけのこだから味が濃くてもたけのこの香りも味もしっかりしてる。やるべき。

 

たけのこのきんぴら

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これもお弁当に入れられるたけのこおかず。

水煮でも作れるけれど、旬のたけのこのほうが口に入れたときの香りと甘さが全然違う。

 

 

たけのこの姫皮入り味噌汁

アク抜きを自分でやると、たけのこの水煮と違って穂先の柔らかい部分や姫皮も味わえます。

酢の物とかにむいてるそうですが、うちでは味噌汁にドボンと入れてました。

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油揚げと合わせるの、結構好きです。

油揚げでコクも追加して甘いたけのこが引き立つように白味噌仕立てにすると良いかなと思います。

 

 

生たけのこが出回るのはせいぜい4月いっぱいかなと思っているので、早いうちにもう一度生たけのこを買って、たけのこごはんをしたいなと思っています。できるといいな。

 

たけのこといえば、3月の下旬に京都旅行に行ったのですが、「京たけのこ」がとてもおいしかった。

天ぷらの他に、湯葉と一緒に温かいそばに添えられていたのを食べたのですが、小さめで、甘くてとにかくおいしかった。

京たけのこの漬物も試食したら美味しくてお土産にと買って帰ってきました。

まだ日持ちするからともったいなくていまだに食べていない。6月までの賞味期限だから…春のうちに食べたいけど勿体ない気もして冷蔵庫に眠らせています。いつ食べようかな…。

 

 

 

クマのプーさん展に行ってきた話

 

4/9 クマのプーさん展に行ってきました。

2/9〜4/14の間、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「クマのプーさん展」。

 

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イギリスのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館に所蔵されている、クマのプーさんの原画や資料などのコレクションを中心に200点以上の作品で構成された企画展で、ロンドンとアトランタ、ボストンと巡回したのち、日本で開催されるとのことでした。

 

因みに、今回の企画展は、日本で東京、大阪と開催したあとは、作品の保存のために10年の間はV&A博物館で保管され、非公開になるとのことで、10年後また日本に来るとも限らないし一生に一度のチャンスかもしれない、と東京での閉幕ギリギリに足を運びました。

これだけのボリュームのクマのプーさんの企画展が開催され、それを見られる機会ってなかなかないです。

 

 

平日昼間だったので割とゆっくり見られた。

休日は会場に入るまでの待ち時間があったりもしたそうだし、3月の末ごろには来館10万人突破、とも言っていたので、人気なんだなーと。

流石プーさん、世界で(多分)一番有名なクマなだけあります。

 

 

「これが、プーさんの原点(オリジナル)」というキャッチコピー通り、オリジナルの初期の頃のスケッチから始まり、最後の最後までぎゅっと詰まったプーさんの世界の展覧会だったように思います。

 

会場入るとまず大きなモニュメントが。

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"Hallo"と、プーさんの言い間違いをそのまま書いてあって、最初から世界観に引き込まれるなあという感じ。


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クマのプーさんは作者のA.A.ミルンが息子に読み聞かせた話です。

プーは息子が持っているくまのぬいぐるみ、登場する他のキャラクターもぬいぐるみということで、E.H.シェパードがぬいぐるみのスケッチをしたものとか、プーたちの住む森を考えるにあたっての木のスケッチや森の中のスケッチといった制作にあたっての資料が見られたりもするのも素敵。

 

キャラクターたちのそれぞれの性格を鉛筆画の線で表しているのだけど、プーさんも、その仲間も表情は基本的に目の点とかなのに、寂しそうな顔に見えるように構図に気を配っていたり、耳の動きで感情をよく表現されていたり。

 

A.A.ミルンの言葉の使い方も素敵だけれど、そこからさらにE.H.シェパードがわかりやすく愛嬌のある挿絵を描くのがとても上手だったんですね、うん。

二人のやりとりした手紙もあり、仲が良かったことなど伺えてほっこりしました。

 

プーさん、というと、ディズニーのプーさんのイメージも強いけれど、やっぱり原作を読んだことがある私としては挿絵の原画を直に見られるのはとても見応えがありました。

原画でたどるお話は懐かしいものも多く、あぁ、この場面知ってる!となったり。

 

あまり意識したことはなかったのですが、展示を見ていると、クマのプーさんの本は、文章と挿絵のバランスやデザインもしっかり考えられていたんだなーと。

読んでるこっちがわくわくしたりするには理由があったんですね。子どもたちが本の中の世界に入れるよう、言葉と挿絵、その配置に、仕掛けがたくさんしてあったことに気がついたりできるのも面白かった。

(A.A.ミルンの言葉を子どもたちがより理解できるようにE.H.シェパードが挿絵でわかりやすくしていたりとか。)

 

世界中で愛される理由は、お話の中のキャラクターたちが挿絵でも生き生きと描かれてたのも大きいのかなと。

それと、なによりプーさんも、クリストファー・ロビンも、コブタもイーヨーも、ウサギもトラーもカンガもルーも、フクロも、出てくるキャラクターみんなの性格を大切にしているんだなと。それぞれの考え方や性格が、物語の展開に反映されていることを再認識。

見た目だけでなく中身も愛らしい。

 

 

今回の展覧会では、会場内が一部写真撮影可になっていて、接写は禁止のものの原画のあるブースも写真に撮れました。

個人的には会場全体も「クマのプーさん」の世界になってて楽しめたな、とも思います。

 

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物語に出てくる風船や傘が吊るされてたり。

 

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クリストファーロビンとプーが川を眺めている有名場面があったり。

 

原画の説明のところには、お話の簡単な内容と、読み手への問いかけがありました。

原作を読んでいる人たちならなおさらしみるであろう問いかけは、本の中の世界に浸れる仕掛けのひとつだなーと。

展示されている原画以外の会場内の雰囲気も含めて楽しめました。

 

それと、日本の展覧会での特別展示として、プーさんの日本語訳を初めて行った石井桃子さんについての展示もありました。

翻訳の資料からは、彼女がプーさんに対してどれほどの熱量を持って翻訳を行なっていたかもわかります。

 

これからまたプーさんを読み返す人、初めて読む人はぜひ石井桃子さんが訳したものをまずは読んで欲しい。

 

 

クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))

クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))

 
プー横丁にたった家 (岩波少年文庫(009))

プー横丁にたった家 (岩波少年文庫(009))

 

 

 

今回の展覧会、とにかく原作読み直したくなりました。鉛筆画がほとんどだったので、それら1つ1つが華やかな印象はないですが、鉛筆画だからこその風合いがとても素敵でした。行けて良かった。

そして私自身はディズニーの描くプーさんより、オリジナルの方が好きなんだと再確認。

大満足でした。

 

そして「プーさんの着ていた上着はもともと青のつもりが、ディズニーによって赤い服のプーさんが生まれ、その後色をつけたプーさんの上着は赤い」という旨の話を見て、「うわあ、ディズニー強い…」と思ったりなんだり。

 

 

今回のお土産

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左上から時計回りに

V&A博物館からの直輸入グリーティングカード

会場限定 活版印刷ポストカード

会場限定 ポストカード

 

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会場限定 ハニービスケット

 

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ポストカード類の宛名面にはそのシーンの文章もあって「読めるポストカード」になってました。

 

限定のポストカードはかわいいものばかり。

有名なシーンも多く、そもそもポストカードだけでも種類がたくさんあって選ぶのも困ってしまいました。10枚くらい欲しいものからここまで減らすのが大変だった。

 

 

あと数日で東京でのクマのプーさん展は閉幕しますが、大阪でもこのあと開催されますし、時間と機会がある人は是非足を運ぶといいと思います。

もし、原作を読んだことがないのなら、先に読んでから展覧会に行くと「ああ、この場面!」と分かるだけでグッと楽しめる幅が広がりそう。

行けばきっと、世界一愛される(と思う)クマとその仲間たちのお話が読みたくなるんじゃないかしら。

 

 

 

「ぼくは、ばかだった、だまされてた。ぼくは、とっても頭のわるいクマなんだ。」

「きみは、世界第一のクマさ。」

 

 

東芝の石窯ドームオーブンを買った話

 

昨年の年末に、オーブンレンジを新しくしました。

 

これまで使っていたのは、夫が独身の時から使っている10年ものの電子レンジだったので、いつ壊れるのかちょっとドキドキしながら使っていました。

結婚してから、私も時たまお菓子を作ったりもするようになったので、前々から新しくしたいなあ、と検討はしていたのですが、ついに購入してしまった。

 

 

夏頃に、初めて夫とオーブンレンジを、某家電量販店で見ていた時に、 

「レンジを選ぶとき、どのメーカーのどれを選ぶかというのは何を作るか、どう使うかによる」と店員さんに言われたものの、 そもそもターンテーブル式のオーブンレンジしか使ったことのない私にとっては、「いや、どれも今より性能いいから、どれでも同じようなものでは?」とか思っていました。

 

とはいえ、実際見てみると、レンジ機能のワンボウル調理がしやすいもの、食材の油分を減らしやすいもの、グリル機能が強みのもの、オーブン機能に力を入れているもの、と、結構各メーカーごとの強みは違うもので、この機能はほしい、これはいらない、となんとなく絞っていきました。

 

 

最終的に、選ぶ時にチェックしたのは、

 

1.オーブン機能が充実しているもの(お菓子を焼いたりしたい、オーブン料理を作りたい)

2. 庫内の清掃が楽なもの(スチーム使っての清掃機能がある、凹凸が少ない、奥までちゃんと手が入る)

3.タッチパネル式ではないこと

 

この3つです。

 

1つめのオーブン機能。

これは、お菓子をよく作るようになった分、特に重要視していました。

予熱をしても開け閉めの際に温度が下がるのは当然なのですが、その後庫内がまたあたたまるまで時間がかかりすぎるのは避けたかった。なので、庫内の温度も短時間でしっかり上がるようなものがよかった。

あと、クッキーを焼いたりするのに、個人的には二段式のオーブンがいいな、と思っていました。

 

2の庫内清掃が楽なもの。

これがもしかしたら一番気になっていたことで、重要視しました。

私はちょっとやっかいな持病があるので、とても疲れやすい上に、力強くこすったりすることがとにかく苦手です。さらに、持病柄、体に痛みが走りやすく、そのうえちょっと身長が小さい故に、レンジの奥まで手を伸ばすことが大変なので、拭き掃除がしやすい庫内であることは重要でした。

庫内の凹凸が少なく普段の拭き掃除がしやすいというのは、大事な観点でした。

ついでにがっつり手入れするとき用のスチーム機能がついていると最高!と思ってました。

 

3については、タッチパネルが壊れやすいと夫が言ってて、まだまだ使えたのに反応しないせいで使えない・・・とかはいやだな、と思ったので、タッチパネル式は除外、程度。私にとってはさして重要な観点ではなかった。

 

オーブンやレンジの性能はもちろん大事なのですが、それよりも私自身は、普段の手入れが如何に簡単にできるかというところの方が重要でした。

 

そんなこんなで選んだのは東芝の石窯ドームシリーズ。

 

 

以前、実演販売でスチームでの掃除ができることとオーブン機能の優秀さは確認済みでした。

オーブンは350度まで上がるとかいう高火力。

 

オーブン機能が強みのメーカーはほかにもあったのですが、とにかくこのオーブンレンジは庫内の凹凸が少なかったのと、このオーブンはちゃんと奥まで手が届きました。

あと容量は大きいのにコンパクトで、接地面も上以外は横も背面も、くっついて大丈夫というのもうれしい。

 

うちで購入したのはERーSD5000モデル。

ER-SD5000|過熱水蒸気オーブンレンジ|東芝 石窯ドーム

 

 

www.toshiba-lifestyle.co.jp

 

 

さて、購入から1ヶ月半使ってみて。

私がこの1ヶ月半で使った主な機能は、オーブン、電子レンジ、自動トースト(オーブングリル機能を使ってのトースト)

 

 

まず、オーブンについてですが、オーブンの予熱がめちゃくちゃ早い。

この予熱の早さというのは、正直予想以上でした。

180度くらいなら5分ほどで予熱が終わるので、お菓子を焼くくらいなら、予熱を忘れてた!なんてことがあっても、あっという間にオーブンが温まる。

 

350度まであげられるオーブンなので、そもそもの火力が違うんだな、としみじみ感じます。

 

しっかり庫内が熱く、風が循環してのオーブンなので、比較的焼きムラも少なめかと思います。

 

実際に使って焼いたもの↓

 

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ガトーショコラ

 

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チョコカップケーキ


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グラタン

 

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ミートパイ

 

 

 

レンジの機能では、ターンテーブル式を使っていた私には冷凍した食品と普通のおかずを同時に温められるとか、そういう最近のレンジには基本的についているような機能でも十分感動しています。

汁物とごはんとか、ごはんとおかずの二品同時温めができるのって便利ですね。

 

また、指定した温度まで食品を温める機能を個人的に重宝してます。

マイナス15度くらいから90度くらいまで、食品の温度を指定して温められるので、時間をかけずにバターを柔らかくするとか、固すぎるアイスクリームを食べやすい温度にするとか、チョコレートを溶かすとか、とても使い勝手がいいです。

 

トーストメニューを選択してのトーストですが、こちらのレンジは「トースター」としての機能は備わってないです。

自動メニューのトースト選択でトーストはできますが、自分で裏返しが必要で、また、カリッとさせるには予熱が必要ということです。

スチームトーストとかもありますが少し面倒くさい感じ。

トーストはトースターを使うことをオススメしたいです。

とはいえ、表面に焦げ目をつけさせるだけなどであれば十分でした。

トーストの段階も選べます。

 

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エッグトースト。表面しっかり焼けてました。中の卵は結構生っぽく、表面だけという感じ。

 

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ミートソースとチーズを乗せたトースト。こちらはしっかりしたトーストって感じになってました。

 

 

 

全体的に買ってよかったな、という印象です。

こぼした時も拭きやすく、普段の手入れも楽です。

レンジの中が綺麗ってとてもいい。

 

ただ、オーブンを使うぞ!という感じの人でなければここまでのものはいらないのでは?とも思います。

このオーブンレンジは特にオーブンに特化しているものなので、オーブンを使う予定がない人にはそこまでの違いを感じないかもしれません。

 

因みに、まだ使ってはいませんが、「深皿メニュー」というのがあり、深いお皿の天板が付いてきています。

パエリアを焼いたり、グラタンや肉を焼いたりとに使えるという、「焼いてそのままテーブルに出せる深皿型天板」になっています。

これは人が来たりの時とかには重宝しそう。

近いうちにパエリアを焼きたい。

 

オーブンの火力の違いは、パンを焼くと特に違いが分かるぞ、という話も聞くので近いうちにパンも焼きたいな、なんて思ってます。

 

とりあえず今年はオーブン料理が食卓に上ることが一気に増えそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぷちぷち自家製いくら

 

もう冬になってしまった。

 

1ヶ月ちょっとくらい前、まだ秋の始まりの頃のおはなしです。書こう書こうと思って書き忘れていた。

 

ということで、秋。生筋子を手に入れられるような時期のことでして。

 

北海道出身の夫が言うには、北海道では生筋子を使って、自家製いくらを漬ける家庭が多いのだとか。

 

私はやったことがないので、夫に聞きながらやってみたのでした。

 

 

 

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まずは生筋子どーん。

今回は150gくらい。

 

40度くらいのお湯に塩を入れて海水くらいの濃度にするとか。

その塩水に入れて、薄皮をとります。

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泡立て器でやるといいとかいうのを目にしたので泡立て器を使いどんどんほぐすんですが。

いくらが潰れそうな気がしてわたしはそんなガシガシできませんでした。

 

尚、夫はガシガシやってまして。

いくらって案外潰れないのね!と思った次第。

 


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ほぐれたいくらも何度かぬるい塩水で洗って、薄皮をとります。結構簡単にとれる。

いくらを潰しそうだなとヒヤヒヤしてしまうけど。

 

そしてザルにあけます。水を切ります。

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保存容器に入れて
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醤油、みりん、酒で作ったタレに入れて。
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あとは一晩以上おくだけ。

 

 

できたいくら、今回は贅沢に買ってきたたくさんの刺身と一緒に海鮮丼に。

 

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あとはいくらごはんにもしました。

 

自家製いくらめちゃくちゃおいしいんですね。

ぷちぷち。

 

本当にぷちぷちでした。

 

味もしっかりしていて、幸せになります。

 

このあともう一回買ってきて漬けて今度は冷凍してあります(お正月用にとっておく)

 

新鮮な生筋子見つけたらやるべきだなーーー!としみじみ。

 

ぷちぷち自家製いくらは来年もリピートします。

 

 

 

 

ごちそう濃厚トマトハッシュドビーフ。

 

ハッシュドビーフ、ハヤシライスがすきです。

子どもの頃、ハッシュドビーフ、ハヤシライスはカレーライスとはちょっと違って、なんだか特別な感じのする、ご馳走の一皿料理でした。

 

そういや、ハッシュドビーフとハヤシライスの違いってどこなんだろう。

実は違いがわたしはよくわかってなくて、どっちがどっちだ?と思いまして調べてしまいました。

 

ハッシュドビーフとハヤシライスの違い、言える?ビーフシチューは? - macaroni

 

上の記事だと

ハヤシライスはデミグラスソースではなく、トマトソースで煮込んだもの?と覚えている方も多いと思います。ですが、ハッシュドビーフもトマトソースで煮込むことがありますし、ハヤシライスもトマトソースではなく、デミグラスソースで煮込むこともあるのです。

 

 

ハッシュドビーフは日本生まれと書きましたが、西欧にもハッシュドビーフがあります。
というのも、タマネギなど刻んだ野菜と肉を煮込んだ料理のことを指す言葉だったのです。

それをさらにデミグラスソースで煮込んだのものが、日本でのハッシュドビーフになったわけです。

 

とありまして。

つまりは曖昧だと。日本だとデミグラスソースの方をハッシュドビーフと呼ぶ、ハヤシライスはトマトソースの方、とわかる人が多いらしいのですが、私はそんなことも気がつかなかったです。なんとなくでハッシュドビーフだハヤシライスだと適当に呼んでましたね。

曖昧なら別にどっちでもいいのでは。

デミグラスソースでもトマトソースでも、ハッシュドビーフと呼ぼうがハヤシライスと呼ぼうが結局おいしければいいのでは。と思う。

 

 

そこまで調べてたら、たべたくなったので、トマトベースでハッシュドビーフ作ることにしました。

(トマトソースが主体ならハヤシライスと呼ぶ方がいいのかもしれないけど、とりあえず曖昧だと知ったので、ここではハッシュドビーフと呼び続けます。)

 

今回作ったのはこちら。

 

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市販のデミグラスソース缶を使うとか、ルウを使うというやり方もありますが、とりあえず今回は一から自分で作ってみるぞ、と。

玉ねぎとマッシュルームとトマトがたっぷりのハッシュドビーフです。はい。

 

 

作るぞ、と思い立ってから、それなりにいろんなレシピを見たのですが、だいたいどのレシピも基本のベースは具材を炒めてそこに赤ワインやトマトジュース、固形ブイヨン、水などを加えて煮込む、というものでした。

 

濃厚なハッシュドビーフっておいしいですよね。

濃いハッシュドビーフをつくりたい。

味がぎゅっと詰まっているようなの。

 

カレーでもそうですが、どうしても濃くておいしい煮込み料理をつくるぞというとき、味を美味しくする工夫では、圧力鍋を使って、とか、すごく長時間煮込む、とかになりがちです。

 

でも普段のご飯を作るぞって時に、そんなにたくさん手をかけることをするかと聞かれると、わたしは難しいことも多いですし、誰でもそれができるか?と言われると厳しいのでは?とか思ってしまいます。手がかかりすぎるレシピは敬遠しがち。

 

少なくともわたし自身、結婚するまで圧力鍋は家にはなかったので使ったことはなかったですし、じゃあ何時間も煮込むか?というと、普段の生活で夕飯の支度に2時間3時間もかけられないので、わたしは少なくとも厳しい。体力的にも尽きてしまうのです。

 

そんなこと考えてながら、ふと、煮込み料理の時、水を使わない方が極上ソースに仕上がるので水はできるだけ使わない方がいい。というのを何かの本で目にしたことを思い出しました。

よし、じゃあ水は使わずに作ってみよう、ハッシュドビーフ

 

牛肉は食べやすい大きさに切って、ソースを揉み込みつけておきます。

ビニール袋に入れるとやりやすい。

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牛肉をつけている間に、玉ねぎは半分に切ってそれをさらに繊維に沿って1センチ幅に切ります。

マッシュルームも薄切りにする。

正直、マッシュルームを入れるか悩んだのですが、マッシュルームの出汁はいい味出してくれるので、入れてしまおうと。

キノコの出汁ってしっかりしているので、人によっては「極上ソースにしたいならキノコは入れない方がいい」という意見も見かけたりもします。ここは好みの問題なのでしょうか…。

 

 

さて、バターを溶かしたフライパンで玉ねぎとマッシュルームを炒めます。

玉ねぎに少し焦げ目がつくくらいに炒めていきます。

少し焦げめがあるくらいが味に深みが出る(気がする)。

でも焦がし過ぎないように気をつけて。

 

 

最初のソースにつけてある牛肉にすこし小麦粉をふり、玉ねぎとマッシュルームを炒めたフライパンに、つけていたソースごといれる。

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牛肉の赤みがなくなったら、ハッシュドビーフのソースに必要不可欠な赤ワインを入れます。

今回は200ml。小さな赤ワインの瓶まるまる一本全部使います。

とろみをつけるための小麦粉を少しずつ振り入れ、固形ブイヨン、ローリエ、すりおろし生姜をいれる。

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この時点で正直、紫色の鍋!!

赤ワインの色もあって、昔童話で読んだ魔女の大釜料理してる気分になったのはここだけの秘密です。

 

さて、その鍋を軽く混ぜて粉っぽさが消えたらカットトマト缶をくわえます。

(トマトジュースを使う方が洋食屋さんのハッシュドビーフ、ハヤシライスに近くなるとは思うのですが、トマトの味を出したかった。ついで我が家にはカットトマトが常備されているのです)

 

トマトを加えたら混ぜます。全体に行き渡るように。しっかり。

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このまま強めの弱火で煮込みます。

水分量がトマトジュースを使うより少ないので混ぜる時は焦げ付きがないように、底からしっかり混ぜる。じっくりじっくり煮込むイメージ。

 

10〜15分煮込んだらトマトケチャップをすこしくわえて混ぜます。甘みの調整です。

 

煮込み始めてしばらく経ってからはずっとハッシュドビーフのいい匂いがキッチンに立ち込めていました。早く食べたくてたまらなかった。

 

最後に、隠し味に牛乳を少し。

この牛乳は入れなくてもいいし、人によってはこのみでドバッとがっつり入れてもいいと思うのです。

トマトの酸味をまろやかにしてくれるので、カットトマト使うなら入れる方がいいかなとわたしは思います。 

 

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混ぜ合わせて、塩コショウで味を整えたら完成。

 

トマトがベースのハッシュドビーフ(ハヤシライス)

 

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この日は残っていたパンと一緒にいただきました。

 

 

カットトマトを使っているのでしっかりしたトマトの味がするハッシュドビーフに仕上がりました。濃い。ソースが濃い。

 

シャバシャバしているというよりトロッと、どろっとしている感じです。トマトジュースじゃない分、もう少し小麦粉減らしても良かったかも。

 

赤ワインとトマトに、キノコの出汁、さらに牛肉のうまみがぎゅっと詰まった感じです。トマトの酸味も甘みもしっかり感じます。

水を使わないだけでこんなに味が凝縮するんだ…。

 

洋食屋さんのハッシュドビーフはデミグラスソースが主流なので、これはやはり、日本にいる多くの人のイメージとしてはハッシュドビーフというより「トマトのハヤシライスソース(濃いバージョン)」。

 

わたし個人としてはこれはパンではなくごはんと食べた方がすきかも。

 

 

それにしても、ハッシュドビーフはいつ食べても何となくごちそうを食べている気分になる。

 

ある程度手を抜いても、特別な気分になる、ご馳走気分になる料理はいくつか覚えておきたいなぁ。気分が良くなるし、テンションが上がる。作っていても楽しい。

 

普段の生活でのごちそうって、こういうものを言うのかもしれないな、と思いました。