東芝の石窯ドームオーブンを買った話
昨年の年末に、オーブンレンジを新しくしました。
これまで使っていたのは、夫が独身の時から使っている10年ものの電子レンジだったので、いつ壊れるのかちょっとドキドキしながら使っていました。
結婚してから、私も時たまお菓子を作ったりもするようになったので、前々から新しくしたいなあ、と検討はしていたのですが、ついに購入してしまった。
夏頃に、初めて夫とオーブンレンジを、某家電量販店で見ていた時に、
「レンジを選ぶとき、どのメーカーのどれを選ぶかというのは何を作るか、どう使うかによる」と店員さんに言われたものの、 そもそもターンテーブル式のオーブンレンジしか使ったことのない私にとっては、「いや、どれも今より性能いいから、どれでも同じようなものでは?」とか思っていました。
とはいえ、実際見てみると、レンジ機能のワンボウル調理がしやすいもの、食材の油分を減らしやすいもの、グリル機能が強みのもの、オーブン機能に力を入れているもの、と、結構各メーカーごとの強みは違うもので、この機能はほしい、これはいらない、となんとなく絞っていきました。
最終的に、選ぶ時にチェックしたのは、
1.オーブン機能が充実しているもの(お菓子を焼いたりしたい、オーブン料理を作りたい)
2. 庫内の清掃が楽なもの(スチーム使っての清掃機能がある、凹凸が少ない、奥までちゃんと手が入る)
3.タッチパネル式ではないこと
この3つです。
1つめのオーブン機能。
これは、お菓子をよく作るようになった分、特に重要視していました。
予熱をしても開け閉めの際に温度が下がるのは当然なのですが、その後庫内がまたあたたまるまで時間がかかりすぎるのは避けたかった。なので、庫内の温度も短時間でしっかり上がるようなものがよかった。
あと、クッキーを焼いたりするのに、個人的には二段式のオーブンがいいな、と思っていました。
2の庫内清掃が楽なもの。
これがもしかしたら一番気になっていたことで、重要視しました。
私はちょっとやっかいな持病があるので、とても疲れやすい上に、力強くこすったりすることがとにかく苦手です。さらに、持病柄、体に痛みが走りやすく、そのうえちょっと身長が小さい故に、レンジの奥まで手を伸ばすことが大変なので、拭き掃除がしやすい庫内であることは重要でした。
庫内の凹凸が少なく普段の拭き掃除がしやすいというのは、大事な観点でした。
ついでにがっつり手入れするとき用のスチーム機能がついていると最高!と思ってました。
3については、タッチパネルが壊れやすいと夫が言ってて、まだまだ使えたのに反応しないせいで使えない・・・とかはいやだな、と思ったので、タッチパネル式は除外、程度。私にとってはさして重要な観点ではなかった。
オーブンやレンジの性能はもちろん大事なのですが、それよりも私自身は、普段の手入れが如何に簡単にできるかというところの方が重要でした。
そんなこんなで選んだのは東芝の石窯ドームシリーズ。
以前、実演販売でスチームでの掃除ができることとオーブン機能の優秀さは確認済みでした。
オーブンは350度まで上がるとかいう高火力。
オーブン機能が強みのメーカーはほかにもあったのですが、とにかくこのオーブンレンジは庫内の凹凸が少なかったのと、このオーブンはちゃんと奥まで手が届きました。
あと容量は大きいのにコンパクトで、接地面も上以外は横も背面も、くっついて大丈夫というのもうれしい。
うちで購入したのはERーSD5000モデル。
ER-SD5000|過熱水蒸気オーブンレンジ|東芝 石窯ドーム
さて、購入から1ヶ月半使ってみて。
私がこの1ヶ月半で使った主な機能は、オーブン、電子レンジ、自動トースト(オーブングリル機能を使ってのトースト)
まず、オーブンについてですが、オーブンの予熱がめちゃくちゃ早い。
この予熱の早さというのは、正直予想以上でした。
180度くらいなら5分ほどで予熱が終わるので、お菓子を焼くくらいなら、予熱を忘れてた!なんてことがあっても、あっという間にオーブンが温まる。
350度まであげられるオーブンなので、そもそもの火力が違うんだな、としみじみ感じます。
しっかり庫内が熱く、風が循環してのオーブンなので、比較的焼きムラも少なめかと思います。
実際に使って焼いたもの↓
ガトーショコラ
チョコカップケーキ
グラタン
ミートパイ
レンジの機能では、ターンテーブル式を使っていた私には冷凍した食品と普通のおかずを同時に温められるとか、そういう最近のレンジには基本的についているような機能でも十分感動しています。
汁物とごはんとか、ごはんとおかずの二品同時温めができるのって便利ですね。
また、指定した温度まで食品を温める機能を個人的に重宝してます。
マイナス15度くらいから90度くらいまで、食品の温度を指定して温められるので、時間をかけずにバターを柔らかくするとか、固すぎるアイスクリームを食べやすい温度にするとか、チョコレートを溶かすとか、とても使い勝手がいいです。
トーストメニューを選択してのトーストですが、こちらのレンジは「トースター」としての機能は備わってないです。
自動メニューのトースト選択でトーストはできますが、自分で裏返しが必要で、また、カリッとさせるには予熱が必要ということです。
スチームトーストとかもありますが少し面倒くさい感じ。
トーストはトースターを使うことをオススメしたいです。
とはいえ、表面に焦げ目をつけさせるだけなどであれば十分でした。
トーストの段階も選べます。
エッグトースト。表面しっかり焼けてました。中の卵は結構生っぽく、表面だけという感じ。
ミートソースとチーズを乗せたトースト。こちらはしっかりしたトーストって感じになってました。
全体的に買ってよかったな、という印象です。
こぼした時も拭きやすく、普段の手入れも楽です。
レンジの中が綺麗ってとてもいい。
ただ、オーブンを使うぞ!という感じの人でなければここまでのものはいらないのでは?とも思います。
このオーブンレンジは特にオーブンに特化しているものなので、オーブンを使う予定がない人にはそこまでの違いを感じないかもしれません。
因みに、まだ使ってはいませんが、「深皿メニュー」というのがあり、深いお皿の天板が付いてきています。
パエリアを焼いたり、グラタンや肉を焼いたりとに使えるという、「焼いてそのままテーブルに出せる深皿型天板」になっています。
これは人が来たりの時とかには重宝しそう。
近いうちにパエリアを焼きたい。
オーブンの火力の違いは、パンを焼くと特に違いが分かるぞ、という話も聞くので近いうちにパンも焼きたいな、なんて思ってます。
とりあえず今年はオーブン料理が食卓に上ることが一気に増えそう。