佑ごはんの時間。

気圧が天敵な新米主婦のごはんと生活。

春はしあわせの味がする。

 

春になって、ぽかぽかしている日々も続くようになりました。

今年は痛みに左右される冬で、実はすごくしんどかった。もう本当に。

だから春が来たことを心から喜んでしまう。

 

そうそう。4月1日。

エイプリルフール今年のイースターにあたる日に入籍しました。

地元の宮城県を離れて首都圏の片隅に引っ越して、新生活を送り始めております。

お仕事もそれを機に退職。ちょっと残念な気持ちもありましたが、良い職場でみなさん退職後も仲良くしてくれてます。ありがたい。

とりあえずは基本は専業主婦になりました。たまに在宅でお仕事がふらっと入る感じではありますが、毎日ゆるゆる主婦しております。

 

 

 

春だなあと思うのは、スーパーに食材を買いに行った時に、たけのこがおかれていることです。

 

 

この間安く、そして大きさ的にも大きすぎないたけのこを手に入れることができまして。

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うちにある鍋はあまり大きなものではないので、700グラムほどのたけのこのアク抜きが多分限界かなと思い、500〜600グラムないくらいのものを購入。

 

唐辛子の入った市販のアク抜き用米ぬかも購入して、早速気合を入れてアク抜きをしました。

 

わたし、これまで実家にいましたし、母がやっているところは目にしていましたが、自分でアク抜きは初めてで、少しドキドキしてました。

 

たけのこのアク抜きの方法に関して、参考にしたのはこちら。白ごはん.comさん。

たけのこのあく抜きのゆで方/あく取りのやり方:白ごはん.com

こちらのサイトは選び方も書いてあったり、保存についても書いてあって、たけのこを選ぶ段階から活用させていただきました。

 

買ってきたたけのこは、

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こんな感じに火にかけて、沸騰したら落としぶたをして、吹きこぼれないように火加減を見つつ1.5時間アク抜きをしました。

 

アク抜きを終える頃にはトウモロコシみたいに甘いふんわりしたたけのこの匂いがして、わくわくしてしまった。これはうまくいったのでは。と。

 

ゆでたてのアク抜きしたたけのこを、少し切り、穂先、姫皮のところを味見。アク抜きうまくいったかなと。甘くて、えぐみも苦味もなく、たけのこのいい匂いがして、おお!と自分でも驚きました。

夫にもそのまだあたたかいものを食べさせたところ、「こんなに甘いの?!」と驚かれました。

夫はこういう風に生たけのこからゆで、アク抜きしたてのものを食べたのは初めてだったらしい。最初のそれがうまくいった、甘いたけのこでよかった。そんな初めてがおいしい記憶があるのは幸せなことだろうし。

 

で、このたけのこ、この日はもう使えるほど時間もなく、

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こんな風に切って、水に入れて冷蔵庫に。

 

次の日にたけのこごはんにしました。

 

たけのこごはん、作る上で味をどうするか、迷うに迷ったんですが、きょうの料理のレシピ本と、先の白ごはん.comのサイトとを眺めて、とりあえず、かつおのだし、醤油、酒で炊き込むことにしました。

薄口しょうゆだといいのだけれど、うちは濃口しかないのでそれも致し方なし。

 

ただ、ここでのミスはわたし、油揚げを忘れていたのだ。油揚げ買ってくるのを忘れた。

 

だから、本当にたけのこのみのたけのこごはんになりました。

 

たけのこを丸々一本使って、

根元の方は1センチくらいの少し歯ごたえのあるように、それ以外は薄く。

三合のお米に対してそれを入れて、と。

 

炊き上がりはこんな感じ。

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たけのこが、ごはんを、埋め尽くししている!!

 

程よく混ぜたらできあがり。

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たけのこのうまみや香りがしっかりごはんにうつっていて、甘いたけのこに、ごはんの味にと幸せを感じるものになった。

一本丸々、さすがにうまみが強い。

油揚げ入れたら、また少し違う感じになるのかな、とも思いつつ。

 

春だなあ、と心から思う一品で、至福であった。

 

 

そういえば、春は、野菜も甘くなるし、本当に味覚が豊かになるような季節の気がする。

たけのこはこの時期しかないので、また買ってきて今度はまた違うものを作るなり、またたけのこごはんにするなりしたいなあと思うのでした。

 

春はしあわせの味がする。