佑ごはんの時間。

気圧が天敵な新米主婦のごはんと生活。

春のピクニック

 

南の方では既に梅雨入りしたというニュースを耳にする時期ですね、こんにちは。

 

梅雨に入るとわたしは体調が優れない時期になってしまい、病気柄どうしても引きこもりがちになります。

その梅雨入り前に一度いきたい、と、新宿御苑に、5月の中頃にお弁当持ってピクニックしてきました。

 

新宿御苑は、新海誠作品の「言の葉の庭」で舞台になった公園でもあります。

 

新海作品の中でもわたしは言の葉の庭が特に好きで、作品中に出てくる公園に行くのはとても楽しみにしてました。

 

 

お弁当つくって、晴れた日にレジャーシートも持ってお外で食べたいというわたしの希望に、夫は快くOKを出してくれたので、前々から何をつくってお弁当につめようかと考えてました。

 

作りたいものも詰め込みたいものもたくさんあるものの、持って行くのは2人分だし、作りすぎてもなあと思ったり。

 

最終的には、夫にお弁当の中身をどうしたいかきいて、もう好きなものを詰め込んだお弁当にしてしまえ、という形になり、前日に買い出し、当日は時間を少しかけてお弁当を作るということをしました。

 

リクエストとしては

おにぎり、サンドイッチ、から揚げ、ポテト、たまごやき、パリッとするウィンナー、肉巻き…と言ったところ。

 

本当はから揚げをあげたかったのだけど、わたしにはそんな体力もないので、そこは冷凍食品に頼るとして、など考えつつ。

あれを入れたいこれを入れたいと話しつつ買い出しに行くのはとても楽しい時間でした。普段1人で行くスーパーとは違った感じがするものね。

 

 

今回のためにとりあえず意味もなく野菜とか肉とかをいくつか刺して、お弁当に入れたりするピックを買ってみたりしました。

こういうのって味が変わるわけでもないけど雰囲気とか、自分の気分が上がるとか、普段のお弁当よりちょっと幸せになるわけで。

 

 

そして出来上がったのがこちら。

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おにぎりは俵形で2種類。

おかかと、あと普段は使わないおむすび山の青菜。

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ただ、ふたつともふりかけの量が少なかったなあと反省。もっとがっつり入れればよかった。

実はもう一種類、シャケのおにぎりも作ってたのだけど、入らなくてそれはお家においてきました。

お弁当箱の大きさ考えよう、わたし。

 

おかずはお弁当箱二つ分とあと小さめのタッパーにつめこんで。

 

ひとつめのおかずボックスはこんな感じ。
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からあげに、パリッとするウィンナー、ちくきゅうとミニトマト

ちくきゅうとミニトマトは、先にあったように意味もなくピックで刺してみたのだけど、これちょっとお弁当に入れやすいなぁとおもったりした。普段のお弁当にも積極的にやっていこうかな。

 

パリッとするウィンナーは、シャウエッセンを今回は入れました。

水50ミリリットル入れて強火でフライパンで焼く、というゆでるのと焼くのをいいとこ取りしたやり方で。たべたとき、びっくりするくらいパリッとした。すごくおいしかったです。

 

二つめのおかずボックス。

こちらはちょっと手がこんでる。
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フライドポテト、野菜のチキンロール。

フライドポテトはまあ普通にフライドポテト。「ポテトお弁当に入れたものの、やっぱ揚げたてを食べるほうが美味しかったかもね!」なんて夫と話したけどこれはこれで。

(某ハンバーガーチェーンの冷めたポテトみたいな感じになってしまった。)

 

今回力を入れたのはこの野菜のチキンロール。

カラーピーマン、あとにんじんといんげんをとりささみ肉でまいて、白ワインを振って、レモン汁、ハーブソルト、コショウ、バジルで味つけてレンジで蒸し焼きにしたものなのだけど、これがおいしかった。

冷めてもしっとり、香りも味もほどよかった。カラーピーマンの赤い色もすごく素敵。我ながらよく作った!

 

最後のタッパーは少しばかりでもちょっと野菜を、と思ってアスパラガスとちくわのごま和え

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これは、ここ最近お弁当を作るにあたって参考にしてるお弁当レシピ本に載ってたものから、夫に選んでもらった副菜でした。

アスパラの胡麻和えって初めて作ったけど、これは意外とおいしいし今後も作ろうかなって。

 

こういう副菜はレパートリーを増やしておきたいなあと思いつつ食べてました。

 

本当は、卵焼きを作る気でいたのに、入らない!!と思って作るのをやめたり、他にも詰め込みたいものもあったんですが、断念。

また今度にしましょう。

 

 

レジャーシート引いて、ポカポカ陽気の中でこれらをたべてたのですが、すごく気持ちがいい日でした。

風はちょっと涼しすぎるような感じでも、なんだかとても楽しくて満たされる時間でした。

 

 

あ、言の葉の庭に出てきた東屋にもそのあと足を運んだり、歩きながらソフトクリーム頬張ったりもして、ピクニックを満喫しました。

写真を撮ることを忘れるくらいは楽しかった。

 

 

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新宿御苑、とっても絵になる場所でした。

また行きたいな。

 

梅雨入りしたら、それこそ「言の葉の庭」の世界が広がるんだろうなあ。雨の日に行ける元気がないのは少し残念なところ。

 

またこうしてお弁当持って出かけて行きたいな。こういう日を大事にしてたいな。

 

 

 

春はしあわせの味がする。

 

春になって、ぽかぽかしている日々も続くようになりました。

今年は痛みに左右される冬で、実はすごくしんどかった。もう本当に。

だから春が来たことを心から喜んでしまう。

 

そうそう。4月1日。

エイプリルフール今年のイースターにあたる日に入籍しました。

地元の宮城県を離れて首都圏の片隅に引っ越して、新生活を送り始めております。

お仕事もそれを機に退職。ちょっと残念な気持ちもありましたが、良い職場でみなさん退職後も仲良くしてくれてます。ありがたい。

とりあえずは基本は専業主婦になりました。たまに在宅でお仕事がふらっと入る感じではありますが、毎日ゆるゆる主婦しております。

 

 

 

春だなあと思うのは、スーパーに食材を買いに行った時に、たけのこがおかれていることです。

 

 

この間安く、そして大きさ的にも大きすぎないたけのこを手に入れることができまして。

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うちにある鍋はあまり大きなものではないので、700グラムほどのたけのこのアク抜きが多分限界かなと思い、500〜600グラムないくらいのものを購入。

 

唐辛子の入った市販のアク抜き用米ぬかも購入して、早速気合を入れてアク抜きをしました。

 

わたし、これまで実家にいましたし、母がやっているところは目にしていましたが、自分でアク抜きは初めてで、少しドキドキしてました。

 

たけのこのアク抜きの方法に関して、参考にしたのはこちら。白ごはん.comさん。

たけのこのあく抜きのゆで方/あく取りのやり方:白ごはん.com

こちらのサイトは選び方も書いてあったり、保存についても書いてあって、たけのこを選ぶ段階から活用させていただきました。

 

買ってきたたけのこは、

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こんな感じに火にかけて、沸騰したら落としぶたをして、吹きこぼれないように火加減を見つつ1.5時間アク抜きをしました。

 

アク抜きを終える頃にはトウモロコシみたいに甘いふんわりしたたけのこの匂いがして、わくわくしてしまった。これはうまくいったのでは。と。

 

ゆでたてのアク抜きしたたけのこを、少し切り、穂先、姫皮のところを味見。アク抜きうまくいったかなと。甘くて、えぐみも苦味もなく、たけのこのいい匂いがして、おお!と自分でも驚きました。

夫にもそのまだあたたかいものを食べさせたところ、「こんなに甘いの?!」と驚かれました。

夫はこういう風に生たけのこからゆで、アク抜きしたてのものを食べたのは初めてだったらしい。最初のそれがうまくいった、甘いたけのこでよかった。そんな初めてがおいしい記憶があるのは幸せなことだろうし。

 

で、このたけのこ、この日はもう使えるほど時間もなく、

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こんな風に切って、水に入れて冷蔵庫に。

 

次の日にたけのこごはんにしました。

 

たけのこごはん、作る上で味をどうするか、迷うに迷ったんですが、きょうの料理のレシピ本と、先の白ごはん.comのサイトとを眺めて、とりあえず、かつおのだし、醤油、酒で炊き込むことにしました。

薄口しょうゆだといいのだけれど、うちは濃口しかないのでそれも致し方なし。

 

ただ、ここでのミスはわたし、油揚げを忘れていたのだ。油揚げ買ってくるのを忘れた。

 

だから、本当にたけのこのみのたけのこごはんになりました。

 

たけのこを丸々一本使って、

根元の方は1センチくらいの少し歯ごたえのあるように、それ以外は薄く。

三合のお米に対してそれを入れて、と。

 

炊き上がりはこんな感じ。

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たけのこが、ごはんを、埋め尽くししている!!

 

程よく混ぜたらできあがり。

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たけのこのうまみや香りがしっかりごはんにうつっていて、甘いたけのこに、ごはんの味にと幸せを感じるものになった。

一本丸々、さすがにうまみが強い。

油揚げ入れたら、また少し違う感じになるのかな、とも思いつつ。

 

春だなあ、と心から思う一品で、至福であった。

 

 

そういえば、春は、野菜も甘くなるし、本当に味覚が豊かになるような季節の気がする。

たけのこはこの時期しかないので、また買ってきて今度はまた違うものを作るなり、またたけのこごはんにするなりしたいなあと思うのでした。

 

春はしあわせの味がする。

 

 

 

結局のところ、おいしいものは偉大である。

 

寒いですね。

線維筋痛症患者とか痛み持ちに関わらず、体に堪えそうな寒さ。

仙台市、氷点下つづきでなかなかきつい。

さいたま市とか関東方面でも氷点下が記録されたとか、そういう話を聞いて、なんだか今年は酷く寒いんだろうなと余計に思ってしまう。

 

そういうわけで、病院帰りには飽きもせずに、仙台の老舗果物店の「いたがき」が経営している「Itagaki Petit Vert」によく通っている。

 

ここのパフェは果物がとてもおいしいし、アイスクリームだけじゃなくてその果物のシャーベットも入っていたりして、本当にみたされる。

 

昨日の通院帰りはメロンシャーベット

https://www.instagram.com/p/BekXrZDFmCL/

メロンパフェ。病院お疲れ様、わたし。

 

その前はデコポン

https://www.instagram.com/p/BeKd_wRFPjD/

デコポンパフェ。

このデコポン、期間限定のこの冬限定。甘くてスッキリしていた。

 

それより以前は

https://www.instagram.com/p/Ban0h-LFC5C/

洋ナシパフェ!!

なんていう期間限定もあったりした。とってもよい。

 

こういうフルーツ系のものは、おんなじデザートとか、甘いものってくくりでもわたしの中ではケーキとかよりちょっと特別な感じがする。満たされる感じがする。

 

 

寒いし忙しいし、いやになることも多い冬なのでついつい病院帰りは自分を甘やかしてしまうし、「今日もよく仕事行った!!!病院もよく行った!!えらいっ!!!」みたいになってしまう。

 

正直な話、体に負荷がかかってきていて、寒さもあってか「呼吸が痛い」という状態で、生きるのハードモードで凹みかけている気がするし、すでに何回か凹んで戻って凹んでと繰り返しているのです。

こういう季節はうまくやり過ごしたくて心も余裕がない。

 

ひたすら自分を甘やかすし、他人にも甘えがちでいやになってしまうのでした。

 

 

でもまあ、こういうパフェ食べていると

なんかその時はなんとなく生きるのハ―ドモードな季節でもちょっとやる気が出る。

こういう甘やかしは許そう。冬ですし。

 

 

そうやって癒やしがある生活しているのだから、この冬もなんとかなる。

次はイチゴパフェかフルーツパフェにしよう。

 

 

結局のところ、おいしいものは偉大である。

 

 

 

お弁当変遷。

 

仕事に行くようになってから、あまり料理をする暇がなくなってしまいました。

正しくは暇はあるが体力はない。

体力の限界を感じるっ!!!

 

弁当の記録を見るだけで「あ、わたしの体力の限界が。」と分かる感じ。

 

 土日に作り置きとかを用意して、お弁当に入れていくということをしていますけれど、それでもわかるこの差。

 

 

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この日はご飯にスープにサラダにとすごい。

全部冷凍していたとは言え作り置き。

 

こんな感じに最初は詰め込んでました。はい。ちゃんと作り置きして、冷凍庫にいれてあるのをつめて。と。

 

 

しかし冬になってからというものの、体がうまく動かなくてしょんぼりする。

 

土日でもひとつ煮物作っておいて冷凍しておいて、という感じ。下手したら何も作らず寝込んでるなんてザラにある。

 

でも料理すきだからせめて少しでいいから作りたい。

簡単なものでもちゃんとお弁当は持っていきたい。

どうしてもだめなら買うけど!くらいの気持ち。

 

この日は鶏肉のさっぱり煮と、ごはん。

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この日は休みに作ったカレー。

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最近だとサラダとしょうが焼きという適当さ。

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もうなんか、体力ないんだなって感じでどんどん質素になる。

料理好きなのになあ。

とりあえずゆるゆる続けてます、お弁当。

 

 

そういえば、先日お弁当の素敵な書籍を目にしまして。

東京弁当生活。の一部を書籍化してるやつです。

おいしそうなお弁当たくさん。

東京弁当生活帖。

東京弁当生活帖。

 

 

わたしも料理したいなあ、もっと色々作りたいなあとおもいました。

とりあえずおいしいものたべたい。

冬が過ぎたらまたたくさんご飯作るんだ…。

 

今はとりあえず目の前のことだけやれるだけやっていきましょう。

ごはんってだいじよね。おいしいものたべてまたがんばりたい。

 

 

毎日が楽しい。

 

以前、社会に出るって大変だ。 - 佑ごはんの時間。 という記事でちょくちょく就活始めましたという話を書いたのですが。

 

11/15から働き始められました。

短時間労働ですので週30時間労働、事務職。

 

わたしの職場は病気などへの理解は高いところで無事に11月は無欠勤で仕事ができ、なんとかやっていけている。

 

前向きに生きるというのは時にとてもしんどいこともあり。自分がわからなくなります。

仕事をしていると自分の体調が、体力が、病気がこんなにも困難になるのかと。

知っていたけれど改めて実感させられることも多い。

 

職場では病気についても理解がある人たちのおかげで、自分が体しんどい時に休める場所もあらから、精神的になんとかやっていけているけれどとてもキツイなあと思うことになんどもぶつかる。

 

生きるって、生活するって大変だなあと何度も何度も思うのです。

 

でも、大変なことばかりではなく。

働くまではなんとなく社会に出られないのではないかとか、不安が先行していたり、自分が社会から見放される気がしたりとなんとも言えない感覚と戦っていたのだ。

でも、仕事していると、自分の仕事は些細なことだけれどそれでも「助かった」と言われるとあー、よかったなあと。

 

それに、わたしの病気での留年だわ、リハビリだわ、というこれまでの経験を話す機会を仕事でいただいたのだけれど、話した時に、「自分にとってできれば経験したくなかったこと」が誰かにとって少し希望になってくれたのでした。

その現実を今は全部を受け入れられなくても、自分の状況とか自分の人生を絶望しなくていいと思ったと言われた時は、話す機会ももらえてよかったなと思いました。

もう少しだけ頑張ってみようと思えたと言われた時はくすぐったい気持ちになった。

 

こういうことがあるから体に無理なく続けていくのは仕事のひとつだし、ついでに心に無理なくまずは続けていこうと決意した。

 

 

それに、16時過ぎには家に帰るので、それもあって体の負担も少ない。

 

主治医にもこの調子なら続けて大丈夫とお墨付きをもらってるので、気持ちとしても大丈夫。

 

 

それはそうと、冬です。線維筋痛症悪化シーズン。

今朝も雪が降りました。

冬に突入されて体は痛いし集中力も落ちる頭は回らないし、いかにも「冬の線維筋痛症ハードモード」に突入して、泣くことも増えたのですが。

まあでも仕事しているときわたしはにこにこ笑えているから、いいのでしょう。

 

うん、毎日が楽しい。

 

 

 

おかげさまで10周年

 

2017/11/04で、わたしのこの線維筋痛症発症から10年すぎ、11年目に入りました。

 

おかげさまで10周年!!

 

なんて嬉しい報告ではないのですが。

 

 

しっかりと10年目を終えて11年目になりまして。

正直この10年振り返りきれないのだけど。

今の体に慣れてはないけれど「やり過ごす」方法をやっと身につけました。

10年ってとてもとても長かった気もする。

 

正直、この先あと何十年もこの痛みと上手に付き合って、なんて自信、皆無なのです。

そういう強さは持ってないといまはわかってますし。

 

だけど、そうね、この10年なんとかやってきた自分を褒めてあげたいです。

 

 

一度は寝たきりに陥りましたがなんとかいまはうまく体を動かせます。痛くて泣くけど。

10年経っても、やりきれないことはわんさかありますし。

どんどん痛みはひどくなってるけれど。

よくまあわたし動けてるわ。すごーい!

 

しかも!なんと!聞いてくださいませ。

パートタイマーの6時間勤務ですが無事にお仕事も決まったのです。

来週の真ん中くらいからついに働き始めるのです。

 

高校留年するわ休学するわ

学校変わるわ卒業まで時間かかるわ、

痛くて寝たきりになるわ、リハビリするわ、

とあれこれつまった10年だったのだけれど。

 

 

こうしてなんとかひとつ区切りのときに、また新しくスタートきれるのはいいことです。

 

ゆっくりでも、できることは確実にこなしていけたらいいなあ。

無理せずにうまく生きていきたいです。

 

とにかく。

10年経ったので。

しっかりと確実にこれからも歩こうね、わたし…

焦ってもいいことないからね。

 

 

みんなそれぞれ、頑張っている。

 

 

世界的に有名な歌手のレディー・ガガさんが、線維筋痛症を患っていることを公表しました。

わたしの持病でもあるこの線維筋痛症、多くの人たちが初めて聞いた病気かもしれません。

 

多くの同病の患者さんたちが説明したり、ニュースでも多く取り上げられてますので、今回は病気についての説明をする、ということをあえてわたしはしません。

そういうことはもうたくさんの情報が出溢れかえっているので。

 

でも。病気がある人が特別に「頑張っている」とか、「かわいそう」とか、そんなことはないってことだけは言いたい。

わたしは病気持ちですが、そりゃ不便はあります。まあ健康な時に経験することはない経験や症状や困ったことは溢れてます。でも、それはうまく工夫したりすれば付き合っていけることもあったりするのです。工夫はいるけど「健康な人より頑張っている」という認識はありません。

 

だって、健康な人もそれぞれ頑張っているのに、なんでこちらだけが特別になるのでしょう。

仕事に人間関係に、毎日の生活に、それぞれ頑張っているでしょ、と思うのですよ。

 

誰が一番辛いとか大変とかそういう話は、あまり好きでないのですよ。

みんなそれぞれ悩んで大変で、不安で、辛いことも、苦しいこともあって。

わたしはたまたま病気がそれを占めてるけれど、健康な人だって他のことで、それこそわたしがあまり悩まないことで悩んでいるだろうって。

 

だから同情の眼差しを向けないで欲しい、と思うのですよ。

 

勿論、まあ人より大変な場面は多く見えるかもしれないのだけど、そんな時は助けてくれたらそれでいい。わたしも他の人が大変だったり辛かったり苦しかったりしたら手を差し伸べたい。

 

それは病気だとか関係ないことなんじゃないな。って話ですよ。

 

病気があるからの苦労があるように他の人だって仕事してるならその苦労もあるし、学校に行ってるならその苦労もあるし、と。

誰が一番とかそんなの全然楽しくない。平和じゃない。

同情の目っていうのは、かわいそうだという目というのは全然、対等じゃないんじゃないかと。

 

みんな頑張ってるのだからそれを認められるだけの人間でありたいし、そんな社会になって欲しいのですよねぇ、夢見すぎかしら、なんて思いつつ、まあせめて自分はそうありたいなと。そういうふうに改めて思ったり。

 

みんなそれぞれ、頑張っている、それだけの話なのになあと。

かわいそうとか言われたくないなあ。